SQLiteを使いたい
Webシステムの場合、SQLServerやOracle、MySQL、Postgresなど基本的に使用するかと思います。
ただ、デスクトップアプリの場合で、かつデータを集約させる必要がなくローカル上にデータを保持させておく仕様の場合、「SQLite」を使用することがあるかと思います。
ということで、Visual Studio上でSQLiteを使用・接続するための準備です。
Sponsored LinkVisual Studioのメニューから
【ツール】-【Nugetパッケージマネージャー】-【ソリューションのNugetパッケージの管理】
参照の検索ボックスに「System.Data.SQLite」と入力してEnter。
すると、複数がヒットします。
どれをインストールすべきかは、以下のブログのページがとても参考になりました。
つまり、どれをダウンロードすべきか?
https://aquasoftware.net/blog/?p=945
今回は「System.Data.SQLite.Core」をインストールします。
実際の開発では「LinQ」も使うことになると思われるので、併せてインストールしておいてもいいかと。
「System.Data.SQLite.Core」をクリックすると右側の画面で「インストール」ボタンが有効になるのでボタンを押下。バージョンは特に縛りがなければ「最新の安定板」を。
インストールはここまで。
Sponsored LinkApp.configファイルに「DbProviderFactories」タグを追加
今回はDB接続のクラスに「DbProviderFactories」を使用します。その準備として「App.config」ファイルに以下を追加します。
「system.data」配下に。なければそこから追加。
<system.data>
<DbProviderFactories>
<add name="SQLite Data Provider"
invariant="System.Data.SQLite"
description=".NET Framework Data Provider for SQLite"
type="System.Data.SQLite.SQLiteFactory, System.Data.SQLite" />
</DbProviderFactories>
</system.data>
これで、C#で接続処理を記述することで接続可能となります。
App.configファイルに「DbProviderFactories」タグを追加することを忘れずに。